こんにちは、あむすです。
TORIBO Contest 2023 後半期第2節で21手を出したので思考過程を共有します。
また、たむそんさんのブログを参考に、スクランブルが常時画面下部に表示されるようにしました。(許可を得て真似させて頂きました、ありがとうございます!)
解答
思考過程
EO探索
今回も図を描いてやっています。
LR軸に3手EOがあるのでそれから探します。
結果的に1つ目しか探していません。
8手DR
R2 D (F U2 F D)// DR (5/8)
まずL F Rルートを探しますが、短いDRは見つけられませんでした。ただEOから2手以内のRZPはいくつかあり、R2 DでDR-4e4cにした後スイッチすると4手でDRになりました。
ところで、今回はRZPからスイッチしてみたい気分だったのでしましたが、毎回全部のRZPでスイッチしてたら効率悪いですよね。キューブを回さずに移動先を読むこともありますけどそれも毎回やるのは面倒です。皆さんどうしているのでしょうか。教えてほしいです。
8手DRはかなり短いですがコーナーが悪いです。ただ最悪なコーナーというほどでもない(数手動かすと知っているコーナーケースになる)ので仮採用し、他のDRを探さずにこのDRのフィニッシュを頑張ることにしました。
※採用ルートだけ見たい方はHTR3へ
スケルトン1
D (F U2 F D) // DR (5/8)
(U2 B' U2 [1] B2 L2 B U2 B' U2 B2 F2) // 3e3E (11/19)
DRの最後のDをD'にすると手数を減らせますが、ブロックを保存してD U2にしました。その後もなるべくブロックを残しながらコーナーを解くと3eになりました。最後のB2F2もスライスで消せる見込みがあります。とりあえずインサートを探して保険解答(スライス残し)を作ります。
24手3Eになりました。最後のB2F2もあるので検証していないですがスライスインサート後も±0手くらいかなという感じです。
HTR1
D (F U2 F D') // DR (5/8)
(B R2 F2 L2 U2 B U2 L2 F) // HTR (9/17)
(L2 D2 B2 R2 F2 R2 D2) // finish (7-1/23)
先ほどのスケルトンから3QTだと分かったので、HTRを作りに行きます。DRの最後をブロックを崩すD'の方にしました。まずBで2QTにし、2QTのHTR-4e4cのトリガーにセットアップして17手HTRができ、スライスも無い23手の解答ができました。まあこれでほぼほぼ決まりかな、と思っていました。
HTR2
D' (F U2 F D') // DR (5/8)
B D2 B' R2 B2 R2 D2 B' // HTR (8/16)
次にスイッチしてノーマル側からもHTRを作ります。DRのノーマル側の最後のDをD'にしたほうが短いHTRができました。2QTにしたときのコーナーの位置が悪く、2QTのトリガーを使えない形なので、1QTにしてHTRを作りました。
ただHTR後は短いフィニッシュが見つけられなかったので一旦別のHTRを探します。
HTR3 (採用)
HTR2の1QTのところでスイッチして無理やりHTRを作りました。こういう作り方は普段は時間が足りないのであまりできませんが、今回は早めにHTR作りに入ったおかげで試すことができました。HTRまでの手数はHTR1と変わりませんが、HTR後の雰囲気が良さげです。
2e2Eのインサートを探すのですが、追うのはFB面の2eだけで、E層のエッジはスライスでどうにかなるのでどれを交換してもOKです。
結果的にインサートというよりはHTR後を書き換えたという感じになりますが、それに気づかず、スイッチ前後を繋げたスケルトンにして全部探しました。その後スライスインサートは運よく1手も増えることなく21手の解答が完成しました。
総括
今回はEOもDRも1個しか探さないというおそらく普通はあまり良くない解き方をしましたが、結果的にうまくいきました。8手以下のDR(特に3QT以内)が見つかったときはもう即採用で、フィニッシュに時間を使うのがいいのかなと思っています。
sub25したらまた書きます。ここまで読んでいただきありがとうございました。質問感想など何かあればコメントやTwitterまでお願いします。